マット界と競馬界の最強タッグが誕生だ。新日本プロレスのエース・中邑真輔(30)が14日、京都競馬場に天才ジョッキー・武豊(40)を訪ねた。自ら命名した競走馬「ボマイェ」(牡3歳)のデビュー戦の騎乗を依頼し、武も快諾。2月にもデビューする予定で、業界のトップ同士による、ジャンルを超えた夢の合体が実現することになった。 ◇ ◇ 中邑は「ぜひボマイェに乗って、デビューを飾ってやって下さい」と、武に頼み込んだ。 IWGPヘビー級王座獲得の最年少、最速記録を保持するのが中邑ならば、競馬界で数え切れないほどの最年少、最速、最多記録を樹立したのが武だ。異例の早さで頭角を現し、トップに君臨し続ける先人・武に感じるものがないわけがない。ボマイェのオーナー・泉一郎氏によれば、中邑は「競馬といえば、武豊さん以外にいない」と、この人選に固執したといい、今回の初対面が実現することになった。 中邑と新人時代