2003年に史上2頭目の牝馬三冠を達成したスティルインラブ(牝7歳)が、今日午前7時、小腸の腸重積のため死亡したという連絡が、繋養先の下河辺牧場(北海道日高町)からJRAに入った。 スティルインラブは7月25日の午後3時頃、急激な腹痛を起こしたため、三石のNOSAI日高三石家畜センターで診察したところ、小腸ねん転と診断され、腸のねじれを直す開腹手術が行われた。その後、28日に再び腹痛を起こし、小腸に数箇所の壊死した部分があると診断され、その箇所を切除して縫合手術を施し、順調に回復していた。 ところが、8月1日の午後8時頃、三たび腹痛を起こし、2度の手術で体力も落ちており、今日午前7時に永眠した。 なお、スティルインラブの産駒は父キングカメハメハの牡馬(当歳)1頭のみとなった。 スティルインラブは父サンデーサイレンス、母ブラダマンテ(その父Roberto)という血統の栗毛の牝