誰もが認める競馬界のスター騎手と言えば、武豊だ。これまであまたの重賞レースを制し、日本競馬界に”王様”として長らく君臨している。当然、武豊のゴシップはタブー中のタブー。だが、ここにきてその風潮にかすかな異変が生じてきているという。 武は春のG1シリーズを目前にした3月27日、阪神競馬場で行われた毎日杯で騎乗馬が故障し落馬。右肩骨折などの大ケガを負い、春のクラシックレースの大一番である日本ダービー(5月30日)への騎乗が絶望視された。競馬関係者は「死んでもおかしくない事故でした。全治3カ月は要する重傷で、誰もがダービー騎乗は無理だと思いました」と述懐する。 しかし、そこは”鉄人”武豊。奇跡的な回復と懸命のリハビリによって、タービーに間に合う可能性が出てきた。本人も6日付の自身のブログで「大一番に向けてのメドは立っています」と気合十分だ。 ここまで武が早期復帰に意欲を燃やすのは、お手馬であるヴ