第2世代省電力APUのポイント AMDは、TemashとKabiniにおいて、 1. CPUコアに新アーキテクチャのJaguar(ジャガー)コアを採用 2. グラフィックスコアとしてGCN(Graphics Core Next)を採用 3. チップセット機能も完全統合したSoC(System-on-a-Chip)の実現 という、3つの進化を遂げた。同社が目指すのは、省電力性能の追究だけではない。各コアやチップセット部をモジュラー構造にすることで、より柔軟な半導体設計を可能にしている。 その一例が、ソニーが今年末に市場投入を計画している「プレイステーション 4」であり、同製品もJaguarコアとGCNグラフィックスコアを統合したAPUを採用する。つまり、TemashやKabiniと同系列のAPUと見ることもできる。 AMDの新APUに採用されたJaguarコアのCPUアーキテクチャは、従来の