第二次世界大戦時に大日本帝国海軍が設計した、陸・地底・海上・海中・空のすべてで行動できる五段変化の万能戦艦[出典 10]。建造される前に終戦を迎えたが、太平洋戦争末期に姿を消して資源が豊富な南方の島へ逃げ延びた旧帝国海軍技術将校神宮司八郎大佐率いる海軍の強硬派「轟天建武隊」によって捲土重来を期して20年かけて秘密裡に建造された[出典 11]。 神宮司らは轟天号による大日本帝国の再興を目指していたものの、地上への進出を目指すムウ帝国が同艦の存在を知って開発の停止を政府に要求し、世界中に地震攻撃を加えたうえに神宮司の娘の真琴を拉致したことから、ムウ帝国の野望を阻止して真琴を救出するために出撃することとなる。 エンジンは4基の海中・空中兼用ターボジェットで、空中では通常のジェットエンジンとして働き、水中では吸入孔(空中でのエアインテーク兼用)から取り込んだ海水を爆発によって高圧水蒸気として噴出さ