91式携帯地対空誘導弾(きゅういちしきけいたいちたいくうゆうどうだん)は、日本の防衛省技術研究本部と東芝が開発した国産の携帯式防空ミサイルシステム (MANPADS)。 略称は「携SAM」および「SAM-2」、広報向け愛称は「ハンドアロー」[3][2]で、部隊内では「スティンガー」、「PSAM」と呼称されている。自衛および基地防空用として三自衛隊に配備されている[1]。 誘導弾先端のシーカー部 個人携帯地対空誘導弾(改) (SAM-2B) に装備されている、可視光イメージ誘導の際に使用する画像表示装置(写真の中央部分) アメリカ合衆国製の携帯地対空誘導弾FIM-92 スティンガーの後継として[1][4]、1991年(平成3年)に制式採用された携帯式防空ミサイルシステムである。1979年より部内研究が行われていたが、1987年より試作に入っている[4]。派生型としてOH-1観測ヘリコプターに