JR東日本とJR東日本メカトロニクスは3月27日、山手線全駅と中央線の御茶ノ水-千駄ケ谷間の各駅(合計36駅)の119ヵ所に、複数の公衆無線LAN サービスを提供できる設備を設置したと発表した。 無線LANの設備が設置されているのは、NEWDAYSやKIOSKといった小売店舗、飲食店舗、ホーム上の飲料自動販売機で、サービスエリアは駅構内のコンコースやホームとなっている。インターネット接続回線には、WiMAXが採用されている。
日本通信は3月22日、同社の音声付きSIMサービスの全てに1年間の最低利用期間を設定したと発表した。同社のサービスを“踏み台”に使い、携帯電話事業者各社がMNP(番号ポータビリティ)による転入者に対し支払うキャッシュバックを得ているケースがあるためで、同社は「携帯キャリアの過度なMNPインセンティブに対する公開抗議」だとしている。 同社の音声付きSIMサービスのうち、「talkingSIM U300」と「talkingSIMプラチナ」(マイクロSIM版を含む)の提供条件を変更し、3月20日午後4時以降の申し込みについて、1年間の最低利用期間を設定し、1年未満の解約には1万500円の違約金を徴収することにした。 ただ、同社は「問題提起を行うことで、携帯キャリア自身が自律性を発揮すること、または総務省が事後規制として何らかの対策をとることを期待」しており、「あくまで一時的」な措置だとしている。
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