10月23日、ドイツ・ベルリンの警察当局は、100台以上の車に放火した疑いで、27歳の無職の男を逮捕。写真は放火された車両。ロイターテレビの映像から(2011年 ロイター/Reuters TV) [拡大写真] [ベルリン 23日 ロイター] ドイツ・ベルリンの警察当局は23日、100台以上の車に放火した疑いで、27歳の無職の男を逮捕した。事件は一部で政治的な過激派による犯行とみられていたが、ねたみやフラストレーションが動機だったという。 警察によると、容疑者は今年6月以降、アウディやBMW、メルセデス・ベンツといった高級車67台に火を付けたと供述。ほかにも、自宅周辺に駐車していた35台に放火したとしている。 容疑者は動機について、「借金を抱える自分の人生がどうしようもなく思え、良い車を持っている他人がより幸せに見えた」などと語っているという。 ベルリンでの車両放火は今年に入って急増。