ノルウェーのオスロ発--ウェブフォーマットの標準仕様であるCSS(カスケーディングスタイルシート)は、知る人の比較的少なかった長い期間を経て真価が認められ、新世代のインタラクティブで洗練されたウェブページの開発技法として中心的な役割を担うようになった。CSSは現在、新たな方向に発展しようとしており、この技術を生み出したHåkon Wium Lie氏は、新たな方向に改良が進めば、CSSを使ってさらに複雑なウェブページのレイアウトができるようになると考えている。 Opera Softwareの最高技術責任者(CTO)でもあるLie氏は、オスロで行われたインタビューで「レイアウトのためには、まだやるべき重要な作業が残っている」と語った。現在策定中の新しいCSS3は多段組みのテキスト配置に対応しているが、「CSSで新聞の紙面を模倣することはできなかった」。 現在、グリッドレイアウトおよびテンプレー