バングラデシュでのRCTの結果を基に、マスクはコロナ感染防止に有効である、という報告が出されたが、UCバークレーの機械学習の研究者であるBen Rechtが「Effect size is significantly more important than statistical significance.」と題したブログエントリでその結果に疑問を呈し、タイラー・コーエンが表題のコメント(原文は「What should we conclude from the Bangladesh mask study?」)を付けてそれにリンクした。以下はエントリの概要。 マスク着用がコロナ感染を減らすというバングラデシュでのクラスターランダム化比較試験(クラスターRCT)の報告は、マスク支持派の間では自説を支持する実証結果として歓迎されているが、統計的曖昧さがあるため、同報告から言えることはあまりないので