この項目では、宝石について説明しています。日本の漫画については「PERIDOT」を、音楽ユニットについては「PERIDOTS」をご覧ください。 ペリドットの原石 ペリドット(英: peridot、ペリドートとも)とは宝石の一種である。カンラン石(苦土橄欖石)の中で、宝石として扱われるものがこう呼ばれる。 アラビア語で「宝石」を意味する فَرِيدَة(farīda(h), ファリーダ)が由来で、faridat[1]と表記したものがperidotに転じたとも言われている。 含有する鉄分の作用によって緑色を示す。 ペリドットは、夜間照明の下でも昼間と変わらない鮮やかな緑色を維持したため、ローマ人からは「夜会のエメラルド」と呼ばれていた[2]。後にペリドットは十字軍によって紅海に浮かぶセントジョンズ島(現在のザバルガッド島(英語版))から持ち帰られ[3]、中世の教会の装飾に使われた。200カラ