ホンダのエコグランプリのホームページ。上位30人の走りが表示されるホンダのエコグランプリ参加者には丸いステッカーが配られる 自動車メーカーがドライバーに「エコ運転」を促す取り組みを広げている。低燃費を売り物にした新型車が次々と登場し、今やこの分野は各社の競いどころ。ユーザーにエコな生活を送っていると感じてもらい、自社の車を買ったことへの満足度を高めさせる狙いがある。 自動車業界によると、急発進や急停止を避ける運転を心がけると、燃費は15%は向上するという。ホンダが新型ハイブリッド車(HV)「インサイト」のユーザー向けに6月に始めた「エコグランプリ」は、そんな運転技術を競う。楽しみながらエコ運転に慣れてもらうのが狙いで、約3千人が参戦中。さらに募集している。 純正カーナビなどを通じて1日ごとの実際の燃費を集計し、月間の上位30人をホームページに表示。都道府県ごとの月間平均燃費ランキング