はじめに ASP.NETでWebアプリケーションを開発していると、データベースを利用するプログラムの作成に思ったよりも時間がかかってしまうことがあります。そこで、本稿では、ASP.NETアプリケーションから簡単にデータベースを操作できるSubSonicというオープンソースライブラリについて紹介します。 このSubSonicは、テーブル、ビュー、ストアドプロシージャのレイアウトを読み取って、自動的にデータアクセス用のクラスを生成してくれます。このクラスはActiveRecordと呼ばれるデータアクセスパターンを採用しているため、比較的、理解しやすく直観的にデータを操作することができます。 構成について 前編にあたる本編では、SubSonicの環境設定方法について紹介します。後編ではSubSonicを活用したプログラミング方法について紹介します。 SubSonicの特徴 SubSonicを使用