友人・知人・仕事相手など身近な人を見ると、最近、腕時計をしている人があまりいない。 世代や生活スタイルによる部分もあるのかもしれないが、いま、「腕時計をしない人」は増えているのだろうか。 試しに9月のある平日、電車の中で同じ車両内をチェックしてみたところ、10代~30代ぐらいの女性の多くが、腕時計をしていなかった。 腕時計をしていたのは、スーツ姿の男性の大半と、スーツ姿の女性一人、50代~60代ぐらいの女性数名だけ。 また、別の日の平日昼間にチェックしてみると、スーツ姿の男性でも、20代~30代ぐらいは腕時計をしていない人が多く、女性の大半、ポロシャツ姿のおじいちゃんなど、腕時計をしていない人が目立つ。 時間帯を変え、平日夜のラッシュ時に見てみると……それでもやはり腕時計をしていた人はわずかだった。 では、腕時計の出荷量などには実際に変化が出ているのだろうか。 社団法人日本時計協会に聞いた