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マイコミジャーナルと科学に関するTensorのブックマーク (2)

  • 東工大と東大、三角格子反強磁性体の磁気発生過程を強磁場実験で検証

    東京工業大学の白田雄高院生と田中秀数教授、東京大学物性研究所の松尾晶博士と金道浩一教授の研究グループは、量子効果が顕著とされる三角格子反強磁性体の磁気の発生過程を強磁場実験で検証したことを発表した。同成果は米国学術誌「Physical Review Letters」(電子版)に掲載された。 磁石に代表される磁性体の磁気は負の電荷を持った電子の自転運動(スピン)によって発する。絶縁性の磁性体ではこのスピンが磁性原子に局在し、互いに交換相互作用と呼ばれる量子力学的な力を及ぼし合っている。交換相互作用はスピンを平行(強磁性)、あるいは反平行(反強磁性)にする働きを持つため、多くの磁性体は温度を下げると、スピンが平行に揃った強磁性状態や反平行に揃った反強磁性状態になる。 しかし、磁性原子が三角形の格子点に位置し、スピン間に反強磁性的な交換相互作用が働く場合には事情が異なる。どれか2つのスピンを反平

    東工大と東大、三角格子反強磁性体の磁気発生過程を強磁場実験で検証
  • KEK、ボトム・クォークを含む新種のエキゾチックハドロン粒子「Zb」を発見

    高エネルギー加速器研究機構(KEK)とBelle実験国際コラボレーションは1月10日、KEKの電子・陽電子衝突型加速器(KEK Bファクトリー:KEKB)を用いたBファクトリー実験において、「ボトム・クォーク」を含む新種のハドロン粒子「Zb(ゼットビー)」を発見したことを共同で発表した。成果は、「フィジカルレビューレターズ」に近日中に掲載される予定。 Zbは、6種類あるクォーク(画像1)の中で質量が2番目に重い「ボトム・クォーク」とその反粒子である「反ボトム・クォーク」を含むのが特徴。またこの粒子は電荷を持つことから、ボトム・クォークと反ボトム・クォーク以外に少なくともあと2個のクォークが結合した、合計4個以上のクォークからなるハドロン粒子の中でも特別な「エキゾチックハドロン」粒子であると考えられるという(画像2)。 画像2。従来のハドロンと、エキゾチックハドロン。Bファクトリーでは、チャ

    KEK、ボトム・クォークを含む新種のエキゾチックハドロン粒子「Zb」を発見
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