7月22日、既報の通り、皆既日食をハイビジョンの4倍にあたる4Kの超高精細な映像でライブ中継するイベント「7.22 皆既日食超高精細全天映像ライブ伝送上映一般公開実験 神秘の皆既日食from 奄美」が産学官のさまざまな団体によって行なわれた。ここでは大阪のABCホールで行なわれた体験イベントの概要とシステムについて見ていきたい。 46年ぶりの皆既日食を遠隔地から疑似体験 皆既日食は、太陽の姿を月が完全に覆ってしまう現象で、昨日(7月22日)の皆既日食は日本では46年ぶりに観測される天体現象だ。今回は本土でも部分日食が見られるほか、月の影の経路にあたる奄美大島北部やトカラ列島、屋久島、種子島南部で、月が完全に太陽を覆ってしまう皆既日食が長時間観測できるということで、非常に注目を集めていた。 今回のライブ中継イベントでは、このうち奄美大島北部の小学校に魚眼レンズを設置し、この皆既日食の様子を撮
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