現在のオフィスでは、パーソナル・コンピュータの1人1台体制がかなり浸透してきたとはいえ、まだまだ複数のユーザーでコンピュータを共有して使っているというケースは少なくないだろう。 このような環境において、各ユーザー間で異なる共有フォルダを使い分けていたとしたらどうだろう。ファイル・サーバ上の共有フォルダのほかに、ユーザーごとの個人フォルダを設けるのはよく行われることである。しかし、そのたびにいちいち共有フォルダに接続し直しているのでは使い勝手も悪い。そこで、ログオン時にユーザーを判断して、自動的に共有フォルダを設定できたら、便利ではないだろうか。 本TIPSではWSH(Windows Scripting Host)とWindows標準のタスク・スケジューラを利用して、ログオン時に必要な共有フォルダへの接続を確立する仕組みを紹介する。 <?xml version="1.0" encoding=