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WBSに関するTensorのブックマーク (3)

  • Part3 現場の作成テクニック-どこまで分解するか?

    日立製作所の神子秀雄氏は,どんな作業も「準備」「実施」「審査/承認」「登録/展開」に分解できる点に着目。粒度の大きい作業を分解する際の考え方として推奨している そんなとき,「四つの観点で作業をとらえれば,作業を分解しやすくなる」。こうアドバイスするのは,日立製作所の神子秀雄氏である。神子氏によると,どんな作業も「準備」→「実施」→「審査/承認」→「登録/展開」という四つの作業ステップに分解できるという。この四つの観点で粒度の大きい作業をとらえると,小さい粒度の作業に分解しやすくなるわけだ(図1)。 例えば,「A機能の結合テスト」を四つの観点でとらえると,準備として「テスト・ケース作成」,実施として「テスト実施」,審査/承認として「結果分析」,登録/展開として「リポジトリ登録」という細かい作業に分解できる。もし「テスト・ケース作成」でも粒度が粗ければ,これをさらに四つの観点で分解すればよい。

    Part3 現場の作成テクニック-どこまで分解するか?
  • Part2 現場の作成テクニック-どう洗い出すか?

    プロジェクト・マネジメント体系のPMBOKに大きな穴がある。その穴というのはWBSの作成ルールだ」─。こう強調するのは,プロジェクト・マネジメントや開発方法論に詳しいプライドの大上建氏(常務執行役員 チーフ・システム・コンサルタント)である。事実,現場で広く使われるPMBOK(Project Management Body of Knowledge)は,WBSの説明が薄いといっていい。大上氏は「現場でWBSの作成に悩むのは,むしろ必然だろう」と,ルールのなさを問題視する。 Part1ではそれを裏付けるように,読者4人のWBSには苦労の跡が見えた。4人は「重要なのは分かっているが,これまでWBSの作り方をきちんと学んだことはない」と口をそろえる。 抜け・漏れは論外,細かすぎてもダメ WBSは,プロジェクトの開始前にゴールまでの作業を見通したものでなければならない。Part1のWBSや,多く

    Part2 現場の作成テクニック-どう洗い出すか?
  • Part1 あなたは作成できますか?

    WBSを作成する際には,思い込みや楽観的な予測を排除し,抜け・漏れのないように作業を定義する必要がある。加えて,WBSで規定する作業内容は適切な粒度まで分解し,記載する表現は分かりやすく,そして目指すべきゴールにたどり着けるものでなければならない。WBSの作成は,未知のプロジェクトを“先読み”するということでもある。定石がないだけに,WBSの作成には特有の難しさがある。 実際,WBSの作成はどれくらい難しいのか。これを検証するために,Part1では雑誌「日経SYSTEMS」の読者4人の協力を得て2009年11月末,ある例題を解いてもらった(写真1)。みなさんもぜひ,WBSの作成に挑戦してほしい。 提案作業をWBSとして定義する ここで取り上げる例題は,提案作業に関するWBSを作成するものである(図1)。ある日,あなたのもとに提案依頼が舞い込んできた。内容は「プロジェクト・マネジメント(PM

    Part1 あなたは作成できますか?
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