熊本地震は、まだ震度5クラスの地震が収まらず、その規模は 拡大しつつあります。震度5というと、311のさい、関東地方 でも発生しており、私自身も体感しています。立っていられない ほどのかなり大きな揺れです。 既に熊本市では、14日夜から19日夜までに、震度4以上の 地震が88回も起きています。これでは人々は、不安で日常的な 行動を何もできなくなります。 それは、この先どうなるのかという予測がまるでつかないから です。気象庁にしても、地震学者にしても、起こった地震の後づ けの解説──横ずれであるとか、縦ずれであるとかという類の解 説をするだけで、肝心の今後どうなるかについては、「わからな い。現在の技術レベルでは予知は困難である。身を守る努力をし て欲しい」の一点張りです。 つまり、先のことは読めない、何もいえない──すなわち、予 知や予測は不可能であるというのです。地震の動きは自然現象で
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