タグ

専門用語に関するTheaterLeagueのブックマーク (6)

  • 客電 | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ

    多くの場合、客電が落ちる(消える)と公演が始まる合図で、 客電が入る(灯る)のが終演の合図になっていますね。 開演の時は、まず1ベルが鳴ると共に客電が少し落とされ、 2ベルで客電が完全に落とされて真っ暗闇に。 そして幕が開ける・・・というパターンが多いのではないでしょうか。 逆に終演のときは、公演の終了後、挨拶やカーテンコールなどが行われ、 もしアンコールが繰り返されていたとしても、 客電が灯いてしまったら完全にお終いというケースがほとんどですね。 ですから、客電が灯ると我先にと出口へと急ぐお客様もいらっしゃるのですが、 ミュージカルでは客電が灯いた後にもオーケストラの演奏が続いている場合が多いですし、 その後に挨拶が行われるケースもありますのでご注意を。 映画で、スタッフロールが終わるまでは席を立たないように・・・というのと同じですね。 客電は、多くの劇場でオン・オフのスイッチ以外に、

  • 楽屋落ち | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ

    「内輪受け(うちわウケ)」という言い方もありますが、 幅広く一般的に使われているのではないでしょうか。 特にお笑いの世界では、お客様が知りようもない人の物まねをしたり、 舞台裏をばらしたりというネタはよくありますよね。 江戸時代の歌舞伎の台詞にも、この「楽屋落ち」が存在しています。 普段、悪役を得意とする俳優が一般的な役を演じ、 「お前、悪い奴だなぁ」と言うと 「お前に言われたくない」といった台詞を返す、というものです。 では語源は?というと、落語の世界から生まれた言葉のようです。 高座でゴシップをネタとした話のジャンルを、 「一部の人には解らない」ということでこう呼んだのですね。 こう書いていると「楽屋落ち」とは 常連やコアなファンだけを対象にしたものに感じられるかもしれませんが、 元々、あくまで多くのお客様を楽しませるために生まれたものです。 ただ、その境界線は難しく 自己満足や自分

  • はねる | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ

    「講義がはねたら飲みに行こう」などと、一般的にも使われているのではないでしょうか。 この「はねる」という言葉は、昔の芝居小屋の様子から生まれたものです。 昔、ドサ回り をするための簡易的な芝居小屋では、 入り口に扉などなく、筵(むしろ)が掛けられていたそうです。 筵は、番中はそのままぶら下がっているわけですが、 終演後には、お客様が帰りやすいように跳ね上げておいたそうです。 この筵を跳ね上げる様子から、 その日の興行が終わることを「はねる」と呼ぶようになったのです。 ですから、「はねる」を漢字で書くと「跳ねる」となります。 またそれ以外にも、芝居が当たること、 観客が大入りになることを意味しても「はねる」は使われます。 こちらも漢字で書くと「跳ねる」であり、 勢いよく飛び上がるという、言葉の元々の意味と同じ感じになりますね。

  • 商業演劇 | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ

    どんな興行においても、営利を目的にするのは当然のことですよね。 演劇界では、その他のお芝居(ストレートプレイ)の 「小劇場演劇」「新劇」などとジャンル分けをするために用いられる言葉です。 商業演劇は、ほとんどが興行会社の主催によって大劇場で公演が行われ、 多くのお客様を呼ぶことができる、スターが主役を務めるのが特徴です。 上演されるのは、肩の凝らない大衆的な作品が多く、 演目ではなく、主役ありきで公演が企図されることがほとんどです。 また、公演時間が3時間程と長いことが多く、 幕間に1時間近い休憩(または複数回の休憩)が取られるのも、商業演劇ならではと言えます。 これは、近隣の飲店での事や、お弁当付きパッケージで観劇に訪れる 遠方からの団体客や年配のお客様が多いためで、 お芝居だけでなく、事などもセットで楽しみに訪れる方が多いようですね。 このように「商業演劇」は基的に興行形態で分

  • さわり | 舞台・演劇用語 | シアターリーグ

    映画の広告などで見どころを指す言葉として使われる「さわり」。 この「さわり」は、浄瑠璃の世界から生まれた言葉です。 浄瑠璃の世界では、昔から他流派との芸術の交流が盛んだったそうです。 自分たちの流派だけにとらわれず、 積極的な芸術向上に努めていたのですね。 そして、他の流派の節を取り入れた部分を「他流派に触る」と言っていました。 この触った部分は、違う流派の節が入るので印象的な節回しとなり、 出し物の大きな見せ場となったそうです。 このことから、曲の一番の聞かせどころを「さわり」と呼ぶようになりました。 やがて、この「さわり」という言葉の使い方が一般に広まり、 浄瑠璃だけでなく幅広いジャンルで、 見どころ・聞きどころを指す言葉として使われるようになったのです。 「さわり」とは、このような語源・意味の言葉なので、 一般に解釈されている「話などの最初の部分のこと」というのが誤用なのはもちろん、

  • 舞台・演劇用語 : シアターリーグ

    ■メールマガジンで連載していた「今週の演劇用語」に、加筆・修正したものを中心に掲載しています。 取り上げてほしい、解説してほしい言葉がございましたら、フォームメール、掲示板などでお気軽にご連絡ください。 (現在、募集しておりません。) ■この演劇用語は、当サイトの解釈によるものです。語源や用例には様々な解釈がある場合がございますことをご了承ください。 ■演劇用語のカテゴリ分けを始めましたが、まだほんの一部分だけになっております。 ■悲しいことに、演劇用語の無断転載がweb上に数多く見受けられます。著作権法など各種法規を遵守の上、当サイトをご利用くださいますようお願い致します。引用される際は、引用の範囲・引用元を明記の上、原文のページにリンクしてくださいますようお願いします。 ■演劇用語が財取手市文化事業団取手市民会館イベントガイドに掲載されました。(1 / 2 / 3) ■演劇用語が雑誌「

  • 1