財団法人日本美術協会によって1988年に創設、毎年世界の優れた芸術家を顕彰するもの。 そして第23回高松宮殿下記念世界文化賞が11日に発表され、 音楽部門では日本の小澤征爾、演劇・映像部門ではイギリスの女優ジュディ・デンチが受賞しました。 授賞式は10月19日に東京・赤坂の明治記念館で行われ、受賞者には顕彰メダルと感謝状、賞金1500万円が贈られます。 ●第23回高松宮殿下記念世界文化賞 演劇・映像部門：ジュディ・デンチ（イギリス） 絵画部門：ビル・ヴィオラ（アメリカ） 彫刻部門：アニッシュ・カプーア（イギリス） 建築部門：リカルド・レゴレッタ（メキシコ） 音楽部門：小澤征爾（日本） ジュディ・デンチ(Judi Dench)は、1934年12月9日イギリス・ヨーク生まれの女優。 ロンドンの演劇学校Central School of Speech and Dramaを卒業後、 1957年にO

ニューヨークのビーコン・シアター(Beacon Theatre)で開催されました。 司会はニール・パトリック・ハリス(Neil Patrick Harris)。 プレゼンターは、ダニエル・ラドクリフ、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ウーピー・ゴールドバーグ、 クリス・ロック、アレック・ボールドウィン、サミュエル・L・ジャクソンなど。 ミュージカル部門では、最多の13部門・14ノミネートされていた ウガンダに派遣されたモルモン教宣教師の苦闘や成長を描いたコメディ・ミュージカル 「ブック・オブ・モルモン」(The Book of Mormon)が、 作品賞・演出賞・脚本賞・スコア賞・編曲賞・舞台美術賞・照明賞・音響賞・助演女優賞(ニッキー・M・ジェームズ)の9部門を制覇。 2番目に多い12のノミネートを果たした「スコッツボロ・ボーイズ」(The Scottsboro Boys)は残念ながら受賞な

松尾芸能振興財団主催の第32回松尾芸能賞が発表され、 大賞(賞金100万円)には歌手活動50周年を迎えた北島三郎が選ばれました。 優秀賞(賞金50万円)には、幅広い演目役柄で優れた演技を示した歌舞伎俳優の中村翫雀、 「曽根崎心中」「奥州白石噺」「桂川連理柵」の義太夫を務めた文楽の豊竹嶋大夫、 テレビ「龍馬伝」「坂の上の雲」の俳優・香川照之、 「新・道成寺」の振付を担当した舞踏の花柳輔太朗、 宝塚歌劇団宙組トップスターに就任した大空祐飛が受賞。 新人賞(賞金30万円)は、邦楽・尺八の藤原道山、 演劇からは新派の瀬戸摩純、歌謡界から歌手の植村花菜が受賞。 また特別賞には、井上ひさし作「化粧 二幕」で一人芝居を演じた渡辺美佐子、 研修助成賞には、保育園・福祉施設等で人形劇を巡回公演している劇団すぎのこが選ばれています。 ▼第32回松尾芸能賞 大賞：北島三郎(歌謡) 優秀賞：豊竹嶋大夫(文楽) 優

第65回文化庁芸術祭賞、第14回文化庁メディア芸術祭賞が発表。 演劇の大賞はTPT「おそるべき親たち」、新人賞は城田優と柚希礼音が受賞しました。 文化庁芸術祭賞を発表しました。 今年度は、10月2日から11月10日の期間、関東・関西で上演された 演劇48件、音楽39件、舞踊29件、大衆芸能41件の参加公演、 及び10月1日から11月30日の期間に放送されたテレビ・ドラマ18作品、 テレビ・ドキュメンタリー37作品、ラジオ24作品、並びにレコード30作品が参加。 演劇部門では、シアタープロジェクト・東京(TPT)が 10月21日から11月3日に東京芸術劇場で上演した「おそるべき親たち」が大賞を受賞。 演出：熊林弘高、脚本：木内宏昌、原作：ジャン・コクトー、 出演：佐藤オリエ/中嶋しゅう/麻実れい/満島真之介/中嶋朋子。 同作は、4人の実力派の緻密で柔軟な演技力と、1人の新人のピュアな力強さが

2009年に上演され、日本語で書かれた優れた新作戯曲に贈られる 第13回鶴屋南北戯曲賞(つるやなんぼくぎきょくしょう）が発表され、 小幡欣治の「神戸北ホテル」が選ばれました。 「神戸北ホテル」は、昨年12月に三越劇場と劇団民藝の提携公演として、 丹野郁弓の演出、奈良岡朋子などの出演で上演された作品。 鶴屋南北戯曲賞の正賞はブロンズ像、副賞は200万円。 贈呈式は3月16日に東京・丸の内の東京会館で開かれます。 ●第13回鶴屋南北戯曲賞 受賞作 「神戸北ホテル」小幡欣治 ノミネート 「関数ドミノ」前川知大 「奇ッ怪～小泉八雲から聞いた話」前川知大 「大人の時間」鐘下辰男 「神戸北ホテル」小幡欣治 「マレーヒルの幻影」岩松了 ※追記 小幡欣治は2011年2月17日に肺ガンのため他界。 2011年6月23日に早川書房より戯曲集が刊行されました。 受賞作「神戸北ホテル」、遺作となった「どろんどろん

「父帰る」「屋上の狂人」「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない？」「獏のゆりかご」の優れた舞台成果に対して。

最終候補8作の中から、前田司郎「生きてるものはいないのか」が受賞を果たしました。 正賞は時計、副賞は賞金20万円。 授賞式は4月7日に日本出版クラブ会館にて行なわれます。 前田司郎は、劇団「五反田団」主宰。 岸田國士戯曲賞最終候補に選出されるのは4度目で受賞を果たしました。 「生きてるものはいないのか」は、 2007年10月に京都芸術センター(京都)、11月にこまばアゴラ劇場(東京)で上演された作品。 選考委員は例年同様、 井上ひさし・岩松了・鴻上尚史・坂手洋二・永井愛・野田秀樹・宮沢章夫の7名。 ●書籍：生きてるものはいないのか ▼第52回岸田國士戯曲賞 最終候補作 ・前田司郎「生きてるものはいないのか」（受賞作） ・青木豪「Get Back!」 ・赤堀雅秋「その夜の侍」 ・桑原裕子「甘い丘」 ・タニノクロウ「笑顔の砦」 ・本谷有希子「偏路」 ・矢内原美邦「青ノ鳥」 ・山岡徳貴子「静物た

読売演劇大賞歴代受賞者 ■第15回読売演劇大賞受賞結果 NODA MAP「THE BEE」が絶賛され、作品賞を受賞。 さらに、各最優秀賞の中から選出される大賞も受賞しました。 野田秀樹は演出家賞・男優賞での最優秀賞受賞を果たし、 朝日・毎日・紀伊國屋など他社の演劇賞を含め、 2007年の演劇賞を独占した感じになりました。 最も接戦だったのは、昨年と同じくスタッフ賞で、 最優秀賞となった原田保(照明)と、2位の伊藤雅子(美術)は1票差だったということです。 新人賞に該当する杉村春子賞では、 笹本玲奈・北村有起哉・小栗旬の3人で決選投票が行われ、 第1次選考会での評価も高かった笹本玲奈の受賞が決まったそうです。 選考委員は、岡本螢・北川登園・九鬼葉子・近藤瑞男・西川信廣・萩尾瞳・長谷部浩・矢野誠一・渡辺保。 贈賞式は2/27、東京の帝国ホテルにて。 （読売新聞2008/2/4号より） 受賞結果

読売新聞東京本社の朝夕刊に掲載された映画・演劇の広告の中から、 デザイン・広告表現として優れた作品を審査員が選考する広告賞。 1961年に創設され、今回で64回目を迎えます。 演劇広告賞で最優秀賞に輝いたのは、 11月の国立劇場「通し狂言 摂州合邦辻」（チラシ画像） 新聞紙上では7段広告で、横長の画像になっていますが、 絵柄はチラシと同じ雰囲気のものになっています。 優秀賞は、12月に新宿コマ劇場で上演された 三池崇史演出の「座頭市」が受賞。 こちらも横長の5段広告で、白い背景に4人の出演者の写真が並ぶ構成になっています。 入賞は、今年1月に新橋演舞場で上演された 初春花形歌舞伎「雷神不動北山櫻」が受賞。（チラシ画像） 映画部門の最優秀賞は「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」で、 「今日は街へ出て、魔法をかけよう。」というほぼ全面文字だけの広告でした。 ▼第64回読売映画・演劇広告賞 ・演

演劇ニュース 芝居・演劇・俳優「シアターリーグ」の演劇ニュース。舞台・ミュージカルを中心に、関連する映画・ドラマ・DVDなどの情報です。 ミュージカル「ヘアスプレー(Hairspray)」は、 新作ミュージカル・主演女優・主演男優・助演俳優の4部門を制覇。 しかし、1980年の「ニコラス・ニクルビー(Nicholas Nickleby)」が持つ 6部門制覇には及びませんでした。 その他受賞結果は以下のとおり。 私が適当に訳したものもありますので、原文も付記しておきます。 また、数十年間の功績を称えられ、 アンドリュー・ロイド・ウェバー（Andrew Lloyd Webber）に特別賞が授与されています。 ▼2008年ローレンス・オリビエ賞 ■最優秀新作ミュージカル賞：「ヘアスプレー」 Best New Musical - Hairspray ■最優秀ミュージカル再演賞：「魔笛」 Best

David Alvarez, Trent Kowalik, and Kiril Kulish(Billy Elliot, The Musical)

演劇ニュース | シアターリーグ 芝居・演劇・俳優「シアターリーグ」の演劇ニュース。 舞台・ミュージカルを中心に、関連する映画・ドラマ・DVDなどの情報です。

演劇ニュース 芝居・演劇・俳優「シアターリーグ」の演劇ニュース。舞台・ミュージカルを中心に、関連する映画・ドラマ・DVDなどの情報です。 毎年、様々な芸術の分野で業績を上げた芸術家に授与されています。 そして、24日に第21回目となる同賞が発表され、演劇・映像部門では戯曲家のトム・ストッパードが受賞を果たしました。 その他の結果は以下の通り。授賞式は10月22日、東京・元赤坂の明治記念館で。賞金各1500万円。 ●第21回高松宮殿下記念世界文化賞 演劇・映像部門：トム・ストッパード(72） 絵画部門：杉本博司(61) 彫刻部門：リチャード・ロング(64) 建築部門：ザハ・ハディド(58) 音楽部門：アルフレート・ブレンデル(78) トム・ストッパード(Tom Stoppard)は、舞台と映画の両ジャンルで活躍するイギリスの劇作家。 代表作としては、シェイクスピアの「ハムレット」に登場する端

うち芸術やスポーツ分野で活躍した人に贈られる紫綬褒章には25人、 さらにそのうち芸術文化のジャンルからは9人が選ばれました。 発令は3日。 今回は演劇人の受章はありませんでしたが、 テレビドラマ脚本家で映画監督の池端俊策、 宮崎駿作品など、数多くの映画音楽を担当している久石譲、 今年も11月18日から「夜会」が上演される歌手の中島みゆき、 舞踊家の勅使川原三郎、バレリーナの下村由理恵などが受章を果たしています。 ▼紫綬褒章受章者(芸術文化) ・池端俊策(脚本家) ・中島みゆき(シンガー・ソングライター) ・久石譲(作曲家) ・堤剛(チェロ演奏家) ・勅使川原三郎(舞踊家) ・下村由理恵(バレリーナ) ・池田良二(版画家) ・今泉今右衛門(陶芸作家) ・土屋順紀(染織作家) また、政府は3日付けで秋の叙勲も発表しました。 総受賞者は4,024人（うち女性318人）。 芸術文化・スポーツ分野で

文化庁が芸術文化振興施策として1950年に創設。 演劇/映画/音楽/舞踊/文学/美術/放送/大衆芸能/評論等の9分野において、その年に優れた業績をあげ、新生面を開いた者に贈呈。 2005年に芸術振興、2009年にメディア芸術部門が新設され、全11部門に。 毎年3月頃選出。ここでは、演劇・映画関連の受賞者を掲載しています。

1946年以降、毎年秋に文化庁が催す芸術祭。 参加公演・作品の中から各賞が選出される。発表は毎年年末頃、贈呈式は年明け頃。 演劇・音楽・舞踏・演芸・ラジオ・レコード・テレビの6つの部門があり、大賞・優秀賞・新人賞が表賞される。 表賞部門が多いため、ここでは演劇・ドラマ関連の賞のみ掲載しています。

紀伊國屋書店が1966年に創設した演劇賞。 毎年、東京において上演された演劇公演を対象に選出。公演を行った団体を表賞する団体賞と、俳優・スタッフなどを表賞する個人賞がある。 毎年12月中旬頃発表、翌年1月中旬頃贈呈式。

ブロードウェイの功労者であるアントワネット・ペリー（ニックネームがトニー）を称え、創設された、アメリカ最大の演劇賞。トニー賞（Tony Award）の名称で定着しているが、正式にはアントワネット・ペリー賞(Antoinette Perry Award)という。 毎年、ブロードウェイで上演された作品を対象に、舞台に顕著な功績を残した作品と人に贈られる年間賞。1947年に創設され、1949年から演劇（play）とミュージカル（musical）の部門別に選出されている。 毎年、6月頃発表。 ここでは、左欄に日本語表記、右欄に英語表記を記載しています。 日本語表記は、来日公演・翻訳公演・日本国内の一般的な表記に準じていますが、該当するものがないと思われた場合、私どもの判断でカタカナ表記にしています。誤り・日本公演実施に当たって表記が改訂された、などお気づきの点がございましたらご教示いただければ幸い

菊田一夫演劇賞、紀伊國屋演劇賞など、国内の有名な演劇・戯曲・ミュージカル・映画などの賞一覧です。 年度毎にページを分けて掲載しています。 2013年度・2014年度受賞結果は、発表され次第追加していきます。