これは芸術なのか? マンガなのか? 何かのメッセージか? いったい何なのか?独特の批評精神に満ちたギャグ漫画で知られ、その仕事は文芸春秋漫画賞や手塚治虫文化賞・優秀賞を受賞するなど高い評価を得る漫画家 しりあがり寿の初の個展が練馬区立美術館で開催される。 デビュー単行本『エレキな春』のマンガ原稿から、近年のイラストレーションまで、原画約50点を展示。しりあがり寿の漫画家としての仕事のほか、ロトスコープなどによるゆるいアニメーション(=ゆるめ~しょん)や墨絵インスタレーション、さらに新作の回転インスタレーションを展示する。 絵画作品やジオラマ、日用品から映像まで、あらゆるものが展示室内で回転する。ひたすらクルクルと回る沢山の回転が、観るものに何かを訴えってくる。新たな「しりあがり寿ワールド」を体感する展覧会となっている。 公式サイト