愛知県名古屋市の隣に位置する春日井市。三跡の一人小野道風ゆかりの地として「書のまち」だったり、実生サボテンが全国シェアの8割を占めているなどして「サボテンといえば春日井」だったりするわけだが、この街で打ち上げられる花火がちょっと特殊かもしれない。 というのも、とにかく花火が“近い”のだ。 理由は会場である「落合公園」にある。「日本の都市公園100選」の1つにも選ばれている市内でも大きめな公園。園内には落合池という池があり、それを囲うように公園が成り立っているのだが、何を思ったかこの池の中腹に打ち上げ場所を設置。そのため見る場所によっては、ほぼ頭上で花火が開く。 もちろん立入禁止区域が設定されており、安全性には配慮されているのでご心配なく。 祭り自体は納涼夜店が出たり、やぐらを囲んでやたらとオープンな盆踊りが行われていたりと夏祭りらしさを楽しめる。市内各駅からの無料シャトルバスも出ているよう