“一刻者(いっこもん) ”とは、 南九州の話し言葉で 頑固者のこと。 「一刻者」は造り手が “芋だけでつくるおいしさ” に 頑固なまでにこだわり続ける 芋100%の本格芋焼酎。 こだわり続ける物語が ここにあります。 芋焼酎の多くは麹に米麹を使用するのが当たり前で、 自分たちが造っている芋焼酎も米麹を使っていました。 あるとき「麹まで芋にした芋だけの焼酎を造ったらどのような味わいになるのだろう。」という興味が湧いてきました。 麹まで芋にする芋一〇〇100%のいわば〝純芋焼酎〟と呼べるものにすればもっと芋らしいしっかりとした味わいになると考え、そこから試行錯誤が始まりました。 芋麹づくりを始めてみると、 いつも使用している米とは違う水分の多い芋の性質に悪戦苦闘。 あらゆる条件を試しては仕込み、 6年という長い年月を費やしてようやく焼酎造りに適した 良質な芋麹で仕込んだ芋焼酎が出来上がりました