脱24時間で息吹き返したセブン加盟店、密着ルポで迫る「時短営業の意外な現実」:コンビニオーナー“大反乱”の真相(1/5 ページ) コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン)は2019年、時短営業の実証実験を実施した。セブン本部は当初、直営店だけで行う予定だったが、フランチャイズ加盟店からの要望もあり、小規模とはいえ加盟店も実験に加えた。 同年10月にはさらに、時短営業のためのガイドラインを策定、加盟店に配布し、「24時間をできるだけ維持してほしい」という本音をかいま見せながらも、実証実験ではなく本契約としての時短も、一律に拒絶はしないという態度を示した。ファミリーマートが今年6月から「24時間営業原則の正式取りやめ」に踏み切ることを決めるなど、業界全体で同様の流れが加速している。 では、24時間営業だったコンビニが時短営業に踏み切ると、実際のところ店舗運営や客の反応、そして