車を運転中に心肺停止となった女性を無事救出したとして、静岡県湖西市消防本部は、同市白須賀、建設業の男性(45)に感謝状を贈呈した。 男性によると、1月27日午前10時25分頃、同市白須賀の国道42号を車で走行中、対向してきた車がセンターラインからはみ出して自分の方にゆっくり近づいてきた。すれ違いざまに車内を見ると、運転席で主婦が意識を失っているのがわかった。すぐに車を止め、歩くほどのスピードだった主婦の車に駆け寄り、運転席のドアを開けてブレーキペダルを踏み、停車させた。 男性はすぐに119番し、「このままでは死んでしまう」と伝えると、心臓マッサージを行うように指示された。昨夏に救急救命の講習を受けていたことから、主婦を担ぎ出して路肩に横たわらせ、「講習を思い出しながら必死にマッサージした」。通報から6分後、救急車が到着し、主婦は搬送された。救急隊員がAED(自動体外式除細動器)を3回試みて