ついに世界初の量販EV(電気自動車)であるi-MiEVが発売された。頒価の459万円は「そんなに高くちゃ買えない」というレベルながら、そもそも来年4月まで試験販売のようなもの(正確に書くと企業を対象とし、リース契約のみでしか販売しない)。むしろ気になるのは「果たして普及する可能性があるのか?」という点にあると思う。以下、ジックリ検証してみたい。 まずEVで最も気になる航続距離。一応、カタログデータによれば「160km」となる。この数値は理論値だと考えて欲しい。ガソリン1Lで走れる距離を「燃費」というけれど、同じく電力量1kWhで走れる距離は「電費」などと呼ばれる。i-MiEVの場合、電費を10km/kWhとし(実用電費は60~70%です)、そいつに16kWhというバッテリー容量を掛けた数字。 そもそも16kwWhのウチ、急速充電だと容量の80%でストップ。13kWhしか貯められないし、最後
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