「5G」スマホ新興市場で「Android」が「iPhone」に“圧勝”の理由
関連キーワード Android | iOS 「5G」（第5世代移動通信システム）ネットワークに接続できるスマートフォンは、2025年までにスマートフォン販売売上高の過半数を占める見通しだ。調査会社Juniper Researchの調査レポート「5G Smartphones: Trends, Regional Analysis & Market Forecasts 2021-2026」によると、5Gスマートフォンの売上高は2021年の1080億ドルから2025年までに3370億ドルに達する可能性がある。 併せて読みたいお薦め記事 「5G」スマートフォン関連の注目トピック 「BlackBerry」復活へ 5G×物理キーボードの“新旧融合スマホ”は売れるか 「iPhone 12」が「5Gスマホは買わずに待つべし」という“常識”を変えた 「低価格5Gスマホ」はなぜ売れるのか？ Gartnerに聞く
5Gを“塗って吸収” 電波の反射を抑える塗料 用途は「通信設備の軽量化」？
塗ることで5G電波やミリ波を吸収。電波の過剰な反射を抑え、通信への悪影響を減らす──化学メーカーの藤倉化成（東京都港区）が、そんな塗料を開発している。 エレクトロニクスなどを手掛ける事業者が集う技術展示会「TECHNO-FRONTIER 2021」（東京ビッグサイト、6月23～25日）では、実際にこの塗料のサンプルを塗ったプラスチック板などを展示している。この塗料はどういった場面での活用を見込んだものなのか。同社の菅武さん（電子材料事業部 技術部 開発一課 工学博士）は、5G中継器の設備を軽量化したり、ミリ波レーダーの筐体を製造したりするときに役立つと話す。 5Gの28GHz帯などを吸収 塗料は黒色で、カーボンの粉末やエポキシなどで構成される。エポキシ、フェノール、金属、ガラスの素材に、スプレーや刷毛など4通りの方法で塗ることが可能。25度であれば約24時間、100度であれば約1時間で乾燥
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