クリップボード機能の乗っ取り被害の報告が相次いでいる。Windows、Macユーザーの両方が被害に遭っているもようだ。 どんなサイトのURLをコピーしても、悪質サイトのURLがペーストされてしまう――。テキストなどのコピー&ペーストに使われるメモリ領域「クリップボード」が乗っ取られる被害が続出している。被害報告はWindows、Macユーザーの両方から寄せられているという。セキュリティ企業の英Sophosが8月19日のブログで伝えた。 Sophosによると、ネットの掲示板には被害に遭ったというユーザーからの報告が相次いでいる。「URLを選択して“ctrlとc”でコピーし、ペーストしようとするたびに、ウイルスと思われるリンクが出てくる」「例えば、http://www.google.com/というURLをWindowsのクリップボードにコピーして、ペーストすると問題のURLになる。ウイルス対策