消費者情報の一元管理で企業のマーケティング戦略を変革 「プロファイルパスポートプロジェクト」サービス開始 ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)など,CGM(コンシューマ・ジェネレイテッド・メディア)の存在が,これまでの消費者の行動パターンを大きく変えようとしている。経済産業省「情報大航海プロジェクト」において,モデルサービスの開発に取り組んできたブログウォッチャー。その成果となる「プロファイルパスポートプロジェクト」が,この3月から2つの実証サービスとして開始される。CGM情報と消費者の行動履歴を関連付けた消費者情報を一元化することで,企業のマーケティング戦略に変革がもたらされる。 激変する企業マーケティング 日常的な情報収集の手段として,インターネットは広く浸透した。例えば,家電製品購入の品定めで,製品の機能や仕様をメーカーのサイト,実売価格については価格比較サイトで