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編集作業をしていて意外に面倒なのが、読点の処理です。わたしたちは何気なく読点を打ちますが、なかには過剰に読点を打つ人がいます。そういうときは、どれを削除してよいのかじっくり読まなければならず、それが大量にあると結構な手間になります。 読点過剰症候群の例として、原誠(2006)では英語学の大家である安井稔の文章には著しく読点が多いと指摘し、次の文章を取り上げています。以下に引用します。[読点は「,」ではなく「、」に修正] 安井稔(2004)にはその p.179 に次のような文章がある。 では、パラダイムによらない場合は、どうするか。この場合、自前で設定した目標を、自力で追求してゆくことになるが、その際、くれぐれも留意すべきは、独りよがりに陥らないということであろう。そのためには、様々なパラダイムの中で、達成されている知見に心を配り、目を見開いている必要がある。実際、そのような心構えが欠けてい
体育会系もかなわない軍隊出身者のド迫力!ハーバードビジネススクールを席巻する「ミリタリーエリート」 日本の若者は彼らとの「戦争」に勝てるか ハーバードが士官学校に ビジネスのウエストポイント(士官学校)といわれるハーバードビジネススクール(HBS)。先が読めないビジネスという名の戦場で、リーダーシップを発揮して勝利に導く人材を育成するのがHBSの役割ということだ。しかし、このところ、HBSは本物の士官学校になりつつある。入学者の一割(約100名)は軍隊出身者となり、学生会長や成績優秀者も軍隊出身者が総なめし始めているのだ。 今回はアメリカの教育界、いやビジネス界で台頭しているミリタリーエリートについて紹介したい。 HBS教授陣の中でも、次世代スターの代表と言われるラマーナ・カーシク教授が先日10日間ほど来日していた。情報公開、企業統治から政治経済まで幅広く研究し教鞭をとるカーシク教授。わず
最近、仕事で英語のドキュメントを書くことが増え、英語力の落ちを痛感しているLilacです。2年間米国留学して、毎日あれだけの英語にさらされていても、やはり20代以降に覚えた言葉は、読んでいないと単語や表現をどんどん忘れるし、ワードチョイスの正しい感覚も薄れる。しかし忙しいビジネスマンだと、なかなか英語の文章を意識的に読む時間が取れないもの。そこで、最近は英語ニュースをTwitterでフォローし、仕事の合間などに面白そうなのを拾って読む、面白かったら簡単な日本語をつけてRTする、というのを開始した。今まで英字新聞を購読、iPadでエコノミスト購読、などいろいろやってたけど、Twitterでフォローして読むほうが断然面白くてはまっており、順調に英語ニュースを読む時間を取れているところ。おすすめです。 何故Twitterの方がはまるのか、というと、複数ソースから読みたいものを選んで読めるのが一番
企画書や提案書を作成する上でまずは知っておきたいポイントに続き、前回は、伝わるメッセージを書くためのポイントについてお伝えしました。今回は分かりやすい資料にするための「メッセージの要約」と図解やグラフ化についてをご紹介します。 分かりやすくするための最初の手順はメッセージの要約です。長文は、読み手によって理解が異なるリスクを大きくすることになります。他者の文章やメールを見て、分かりにくいと思った経験があることでしょう。 企画書や提案書は、説明を終えると資料として一人歩きすることになります。その際に、説明が忠実に伝えられているとは限りません。むしろ、そうではないケースが増えるのではないでしょうか。そうすると、誰が読んでも、同一の理解をする文章がよいということになります。それは、短文ということです。かつ以下のようなことに心がけるとよいのではないでしょうか。 短文にすること(30文字以内) 修飾
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