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メールの返事が来ない! 重要なのに迷惑メールと誤認されゴミ箱に直行 (須藤 慎一=ライター) 迷惑メールフィルタの強化が続いている。迷惑メール対策を求める利用者の要望に応え、プロバイダとメールソフト各社が機能強化を進めている(関連記事)。 迷惑メールを遮断するための企業向けの製品/サービスも好調だ。迷惑メールを読んで削除する作業に、社員の仕事時間を奪われることを嫌う企業が、導入に積極的なのだという。ただし企業は、私用メールの遮断にも関心が高い。会社が考える「迷惑なメール」と社員にとっての迷惑メールにはズレがある。 たまたま不用意な言葉づかいのメールを送って… 迷惑メールフィルタは、役立つ便利な機能だ。しかし一方で、重要なメールが届かないトラブルが見逃せない状況になってきた。 典型例を紹介しよう。仕事の打ち合わせメモを作成したAさんは、関係者複数人に同報メールで送信した。だが、だ
そろそろ5月も終わりです。読者の皆さんにおかれましては5月病にかかったりはしていないでしょうか? 先の新聞報道によれば、成人の8人に1人はうつ病の傾向があるということです。心の病は、だれもが罹患(りかん)する可能性のあるものです。見た目がさして変わらないからといって、やれ「怠け病だ」それ「ただのわがままだ」というのは厳に慎むべきことでしょう。 ところで我が武蔵野は、辞めていく社員は常に一定数存在するものの、心の病で辞めた者・休職した者は一人もおりません。社員のストレスを早めに解消させる仕組みがあるからです。これはわたしにとっては、ささやかな自慢の一つです。 では、社員にとって最大のストレスとは何か? 社内の人間関係です。 なるほど、「給料が安い」「仕事がきつい」というのも社員にとっては大きなストレスでしょう。しかし人間は、その程度の(と言っては語弊はありますが)ストレスなら何とかやり
人はどうして緊張するのか (日経ビジネスAssocie編集) なぜココ一番という大事な場面で緊張して実力を発揮できなくなってしまうのか? 緊張のメカニズムを知っておこう。 目の前にたくさんの聴衆がいる、怖い上司や気になる異性と話す…そんな状況に直面または想像すると、その情報はホルモンバランスや自律神経をコントロールする司令塔役の視床下部に伝わる。ここにストレスがかかると、すぐ下に位置する下垂体から副腎皮質刺激ホルモンが出て、腎臓上部の副腎からコルチゾール(ストレスホルモンの一種)が分泌される。分泌が多いと、肝臓がブドウ糖を増産し、エネルギーに変えるために必要な酸素を取り込もうとして呼吸が激しくなる。 また、エネルギーを筋肉に送り込むために心拍も増加。一方で視床下部は交感神経を刺激し、体温上昇を抑えようと発汗も促す。ドキドキ、ハァハァ、汗ダク…になるわけだ。 さらに脳内では、視床下
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