2月20日(土) あえばハッピー!!のあえば直道です。 2002年、中国の瀋陽日本領事館に、脱北者の両親と幼い少女を含む子供5人が、 懸けこもうとし、中国人警官によって引きずりだされた映像は、記憶に 新しいことと思います。 恐怖の立ちすくむ少女、屈強な警官を振り切って日本領事館に入ろうとする 母親と家族、そして惨劇をただ傍観する日本領事館職員の姿は、 今の日本の象徴でもあると思います。 この4月、渋谷の映画館ユーロスペースにて、世界で初めて「脱北」者の 現状と強制収容所の実態を描いた韓国発の衝撃作、「クロッシング」が 上映されます。 先日、関係者からの招待で、試写会に行ってきました。上映後、 あまりの哀しみと怒りに、しばらく席を立つことができませんでした。 北朝鮮の人々が実際にどんな生活をしているのか、なぜ彼らが「脱北」 せざるをえないのか。 その理由が克明に描かれています。 脱北者に冷淡