それにしても、北沢防衛大臣は一体何を考えているのか。 日米共同訓練の挨拶で「同盟は、信じてくれという言葉だけで維持できるものではない」と言った陸上自衛隊の中澤連隊長を更迭処分にしたということであるが、ごく当たり前のことを言って更迭されたのでは、自衛隊の士気は低下するばかりである。鳩山総理が、オバマ大統領に言った「私を信じて」と言う言葉を揶揄しているという理由だとか。連隊長は、総理の言葉を揶揄するつもりはなかったといっているが、それにしてもこの程度のことで北沢大臣はあまりにも過敏に反応しすぎているのではないか。この人は、自分が自衛隊の指揮官であるという自覚がないようだ。 指揮官は、わが国を守るために一生懸命頑張ろうとしている部下を処分するようなことをしてはいけない。中澤連隊長はサボっていたわけではない。指揮官は、頑張っている部下を守るべきであり、部下を守るために自分が傷ついても止むを得ないと