この連載では、オープンソースの継続的インテグレーション(CI)サーバであるHudsonを利用した、ソフトウェア開発の生産性向上について解説しています。前回の記事では、Hudson上に継続的ビルドを設定して、ソースコードに加えられた変更をいち早くビルドし、結果を開発者にフィードバックする方法に付いて見てきました。今回は、視野を少し広げて、規模の大きいソフトウェアプロジェクトの開発で、Hudsonを更に有効活用する方法についてみていきます。 テストを有効活用する 実行したテストの結果をHudson上に集計する方法については前回述べました。ビルドと同時にテストもやってしまうという手法は、小さなプロジェクトやライブラリ、もしくはテストの数も少ない場合にはとても有効です。ですが、プロジェクトが大きくなりテストの数が増えるにつれ、テストの実行時間が長くなり、この方法では迅速にフィードバックを得ることが
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