タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

毎日新聞とメモに関するWinterMuteのブックマーク (1)

  • 記者の目:息遣い消えた街に立ちつくす=竹内良和 - 毎日jp(毎日新聞)

    道端に無数の亡きがらが寝かされていた。風が吹くたびにかけられた布団や毛布がめくれ上がる。最期の表情や姿がのぞく。東日大震災の発生3日後の14日午後、私は岩手県陸前高田市の市街地で、ただぼうぜんと立ちつくしていた。2万3000人の息遣いがあったはずの街は驚くほど静かで、いまいましく吹く風の音ばかりが響いていた。 ◇道端、広場に無数の亡きがら 地震発生直後、車で東京を出発し、18時間かけ仙台市に着いた。8日間にわたり宮城、岩手の被災地を歩き、数え切れない生と死を目の当たりにした。今も気持ちの整理はつかない。 陸前高田市の中心部へ通じる道は封鎖されていた。「津波が来るかもしれない。当に危ないですよ」。警察官に警告されたが、この目で「現場」を見たい。地元住民に迂回(うかい)路を聞き、徒歩でたどり着いた街の姿にあぜんとする。かすむほど遠くまで泥とがれきが埋め尽くしていた。 重機で切り開かれた作業

  • 1