「一人当たりの喫煙本数」と「肺がん死亡率」の関係 JTを斬る。(2006-04-15) 「日本における喫煙者率と肺がん死亡率の推移」(JTのページにリンクしています)のまやかしを暴く。 ■発端 JTによれば、「肺がん死亡率の動向は喫煙者率の推移とは多くの点で一致しません」とのことだ。 なるほど、一見正当性があるようにみえる。この比較はJTが持ち出したものである。 ■疑問 しかし「喫煙率」と「肺がん死亡率」を直接比較して果たして意味があるのだろうか? まやかしではなかろうか?何か変である。 通常、毒物の摂取率(摂取した人口率)とそれによる死亡率は直接の関係がない(間接的にはある)。 直接関係するのは「毒物の摂取量」と「死亡率」である。 毒物においては「致死量」が知られており、「毒物の摂取量」が多ければ多いほど、病気あるいは死につながる。 これは誰もが知るところであり一般常識である。 どんなに