森友学園の籠池理事長が、東京都内の我が家を突如訪れたのは、3月15日。 当日私は大阪で、塚本幼稚園を自主的あるいは強制的に退園した保護者たちが行う、大阪府への申入れと記者会見を取材していた。 外国特派員協会での記者会見がキャンセルになったことを前日夜に知った瞬間、「じゃあ、空いた時間、僕にください」と打診したところ、籠池氏はすぐに「じゃ、自宅で」と応諾してくれた。 しかしこの「自宅」の認識が違っていた。私は「大阪府豊中市の籠池氏の自宅でのインタビュー」と認識していたが、籠池氏は「東京の菅野の自宅でインタビュー」と認識していたのだ。 「なんや、菅野さん、大阪におるんか」との電話を受けたのが、11時過ぎ。仕方ない、大阪での取材を切り上げて東京に戻るしかない。 急遽羽田に戻って、タクシーで自宅まで飛ぶようにして帰って驚いた。メディアが殺到しており私自身が自分のマンションには入れない。これは異常だ
実は医療費よりも深刻な年金問題:健康長寿は負担が少ないという妄想 医療費高騰を憂えた発言ではあるけれど暴飲暴食で糖尿病を発症し、その後も医師の指導も守らずに自堕落な生活を送った挙句、腎不全を併発し透析治療を受けている患者さんに対して、自己責任と決めつけ国民の医療費を無駄遣いしていることを厳しい言葉で糾弾したアナウンサーの処遇が大きな話題となっている。患者団体からの非難が相次ぎ、ついには番組のMCも降板させられたようだ。彼の発言自体は過激で、不快な思いをされた方も多いと思うが、最近の急激な医療費の高騰に危機感を覚えたことが事の発端らしい。このまま無制限に医療費の負担が増え、本当に困っている患者さんを救えないのではないかと危惧したうえでの発言であろう。その真意を理解して擁護する発言も少なくはないが、少し内容が過激すぎたようだ。長谷川氏のいう本当の困った患者さんとは先天的な病気のように個人の努力
「シリア難民?ほとんど『移民』だろ」「はすみとしこの世界」というフェイスブックに「そうだ難民しよう!」というイラストが投稿された。「酷い」「邪悪な偏見」とたちまち炎上し、日本の英字紙ジャパン・タイムズが「難民の少女をモチーフにした『レイシスト(差別主義者)』イラストが日本のネット市民の怒りを買っている」と海外向けに報道する騒ぎになった。 イラストのモチーフになった難民の少女を撮影したカメラマンは「邪悪な偏見を表現するために無辜の子供の写真を使うとは大変ショックで、深く悲しんでいる」とツィートしている。FBのメッセージで「はすみとしこの世界」の管理人にコメントを求めてみた。回答の中には根拠がない、デタラメな内容が多く、一部は削除した。 ――どういう考えで「そうだ難民しよう!」というイラストを投稿されましたか?「そもそも、イラクの難民が出来たのも国連軍(筆者注:米英両国)が『大量破壊兵器がある
佐野エンブレムの商標調査コストは4,700万円くらいだったようです(加えてエンブレム選考のコストが900万円)(参考ニュース)。一般公募するかしないかにかかわらず、新たにエンブレムを選定するとこのコストがまたかかってしまうことになります(さらに発表会の経費6,900万円もかかります)。招致エンブレムを再利用すれば少なくとも日本国内の商標調査は不要なので大幅なコスト節約になりますね。 以前書いた記事では、組織委による「IOC憲章で、『五輪エンブレムは組織委が作製する必要があると定められている』とし、招致委が作製したものは使えない」という説明に対して、本当にそうなのか検証してみました。少なくともオリンピック憲章からは招致エンブレムのデザインの流用を禁止するような規定は見つかりませんでした。 別の報道記事では、加えて、「発表まで機密事項として管理する」ことが定められていると言います。しかし、オリ
大きなトラブルとなった五輪のロゴ類似問題。素人目にはそっくりになロゴに対し、審査員をはじめ多くのデザイナー達が「まったく違う」と反論していたのが印象的でした。しかし、不透明かつ説明不足の審査委員会もあいまって、残念ながらこれらの発言は身内を守るものと解釈されてしまいました。また画像の盗用問題により、本来なら行われるべきだった、冷静な議論などは完全に失われてしまいました。 なぜデザイナーと世間において、これほど大きな認識の違いが生まれたのでしょうか?本稿では、デザイナーと世間の間にある「類似性のギャップ」に関しできる限りわかりやすく説明します。最大公約数的な意見としては、このような感じではないかと思います。 全体の構成としては、まず類似性は鑑賞者の文化背景に依存することを説明します。その上で、前提知識として、デザインの本質や、文字を用いたデザインの類似性についての基礎知識を解説します。その後
KNNポール神田です! 最初に断っておきたいが、ボクはAmazonが大好きだからこそあえて苦言を呈したい。以前にもAmazonの混在在庫について指摘してきた。こちらはかなり改善されてきたように感じる。しかし、力学関係でセラーがAmazonに対して強く言えない状況はどこまで改善されたかは伺いしれない。そして、今回自分自身で経験し、怒りを覚えたAmazonプライムの解約時の注意点は指摘しなければならないと思った…。 Amazonプライムをキャンセルしようとすると…2015年9月下旬Amazonプライムでは、新サービスのAmazonプライムビデオが開始となるので、辞める人は少ないだろう。しかし、年会費3900円の翌日配送のメリットをあまり享受できなかったので、2014年7月31日〜2015年7月31日までの間に一度解約しようと思い、7月21日に解約を申し込んだ。 Amazonプライムについて h
拙著『「日本人と英語」の社会学』の書評が、『TOEIC Test プラス・マガジン』7月号(6/5発売)に掲載された。 300字程度のごく短い書評ではあるが、批判的な問題提起を頂いたので応答したい。 書評の前半部分は内容紹介。批判的なコメントは後半部分である。その部分だけ引用する。 分析の対象となった調査結果がいわゆる主観的なアンケートに基づいたものが多いためか、論述の基礎となる用語の規定に曖昧さを残しつつの分析となっている感が否めない。 関係者が納得できる認識を得るための本格的調査が必要だという、問題提起の役割を果たす時宜を得たレポートだと言えよう。 ごく短いため批判の根拠が少々掴みづらい文章だが、おそらく次のようなことを言っているのだと思われる。 拙著のアンケートの多くは、回答者の主観を尋ねたものである。主観に基いているので「何を測っているのか」が曖昧になっている。これは事実と認めざる
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