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考察に関するYOKORIN2のブックマーク (2)

  • 村上春樹と大江健三郎 - 横浜逍遙亭

    昨日話題にした庄司薫にとって僕は遅れてきた読者だったが、村上春樹は彼とともに同時代の空気を吸った初期の読者の一人だった。Wikipediaによると「群像」に彼の処女作『風の歌を聴け』が発表されたのが、1979年6月。『赤頭巾ちゃん気をつけて』からちょうど10年だ。僕にとっては文芸誌も熱心に狩猟していた大学生の頃だったことになる。 村上春樹『風の歌を聴け』が芥川賞候補になったとき、当時はこの春の微風のような作風が選考委員の賛同を得るとは思えず、駄目だろうとは思ったが、案の定だった。そこまではがっかりしながらも案の定ですんだが、選考委員中、大江健三郎の選評には正直心が萎えた。 ちゃんとした文言はまったく覚えていないが、芥川賞の選評は当然記録が残っているだろうから、その気になればすぐ見つかるはず。ともかく、大江さんは選考委員に与えられている800字の選評の最後に、あたかも「書き忘れそうになったけ

    村上春樹と大江健三郎 - 横浜逍遙亭
    YOKORIN2
    YOKORIN2 2007/02/02
    [村上春樹]
  • バラエティ化する新書 - 池田信夫 blog

    座談会という形式は、日独特のものである。菊池寛が『文藝春秋』で始めたといわれ、しゃべるほうも文章を書くより楽だし、読むほうも流し読みできる。いわばテレビのバラエティショーみたいなものだ。これは従来はあくまでも雑誌の企画だったが、新書ブームになってから、座談会や対談、語り下ろしというのが増え、しかもそれがベストセラーになる。『バカの壁』も『国家の品格』も語り下ろしである。これはが作品ではなく消耗品になってきたことを示すのだろう。 最近では、中沢新一・太田光『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)がベストセラーだが、これは今年のワースト3ぐらいに入る意味不明のだ。今月も、手嶋龍一・佐藤優『インテリジェンス 武器なき戦争』(幻冬舎新書)、梅田望夫・平野啓一郎『ウェブ人間論』(新潮新書)というのが出た。それぞれ単独の著者としては悪くないのに、おしゃべりになると緊張感がなくなり、情報量が格段に

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    YOKORIN2 2006/12/14
    全てが安易な企画とは思わないけれど。「本が作品ではなく消耗品になってきた」という言葉が印象的
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