英ロンドン(London)にあるナショナルギャラリー(National Gallery)に展示されたビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の「ひまわり」(2014年1月24日撮影、資料写真)。(c)AFP/LEON NEAL 【9月15日 AFP】ビンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Van Gogh)の「ひまわり」の黄色に見られ始めた「色あせ」と、エドバルト・ムンク(Edvard Munch)の「叫び」に描かれた曲線的な地平線のアプリコット色からアイボリー色への「変色」──両作品に共通していたのは当時流通し始めたばかりの「カドミウムイエロー」の存在だという。 専門家らによると、現在、名画の多くには色あせが見られる。「巨匠の色」を捉えるためには、オリジナルの色彩が永遠に失われる前に、最先端技術の導入が欠かせないとしているが、そのためには、より多くの資金を投じる