6日間限定上映、始まる。(C)2018 Warner Bros. Entertainment Inc.[映画.com ニュース]スタンリー・キューブリック監督作「2001年宇宙の旅」(1968)のニュープリント“アンレストア”版70ミリ・が、いよいよ10月6日から東京・京橋の国立映画アーカイブで期間限定上映される。フィルム撮影に熱い思いを込める名匠クリストファー・ノーラン監督が監修し、公開当時の本来の映像と音の再現を追求したニュープリントだが、果たしてどれだけすごいのか? 本企画を実現させた、同アーカイブの主任研究員・冨田美香氏に話を聞いた。 「今回の70ミリ版は“荒々しい”んです。いうなれば情感的に“激しい”んですね」。オスロで鑑賞してきたという冨田氏は言葉に力を込めながら、身を乗り出した。デジタルリマスター版などの映像と比較すると、アンレストア版70ミリは荒々しさがある。しかしそのこと