税金をとるのをあきらめるには、いろんな理由があります。何年かけてアタックしてもダメでということで、市税をとらないというのは市民の義務をやらなくていいということですから、相当ハードルが高いわけです。しかし、千葉市は認められていない基準を勝手に作って、未納者をバンバン切っていたんです。 千葉県政界のドンと言われているような県議で、現職市長の有力後援者として選挙を仕切っていた人の税金を1億円以上不正に免除していた事件が明らかになって、これは逮捕されました。県議も税を不正に免除した当時の課長も逮捕されるという、千葉の闇を象徴するような事件があったわけです(→参照記事)。 最初はその有力県議の不正免除事件からスタートして、外部監査が入ったらこれだけではなくて、93%くらいの徴収率と言っていたのが、いろいろ調べて不正に免除していたのを入れると88%まで落ちてしまったわけです。こういうことが本家本元の自
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