警察庁は28日、2012年のサイバー犯罪の検挙状況と不正アクセス行為の発生状況をとりまとめ公表した。2012年中のサイバー犯罪の検挙件数は、前年の5741件から7334件(前年比+27.7%)に増加し、過去最高を記録した。前年に施行された「ウイルス罪」の検挙件数は3件から41件に急増している。 サイバー犯罪の検挙件数の内訳は、「ネットワーク利用犯罪」が前年の5388件から6613件(前年比+22.7%)、「不正アクセス禁止法違反」が248件から543件(前年比+119.0%)、「コンピュータ電磁的記録対象犯罪および不正指令電磁的記録に関する罪」が105件から178件(前年比+69.5%)と、いずれも増加しており、ネットワーク利用犯罪の検挙件数は過去最高となった。 ■「オークション以外の詐欺」が過去最高を記録 ネットワーク利用犯罪でもっとも多いのは相変わらず「詐欺」で、全体の20.5%を占め
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