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  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「ここに注目!」 | ここに注目! 「津波対策推進法成立へ」

    << 前の記事 | トップページ |  2011年06月15日 (水)ここに注目! 「津波対策推進法成立へ」 《前説》  東日大震災の発生を受けて、全国で津波対策を進めるための「津波対策推進法」が衆議院を通過し、今の国会で成立する見通しになりました。山﨑解説委員に聞きます。 この法律の注目点はなんですか? 《山﨑》 津波対策を国や自治体がもっと強力に進める必要があるとして、その理念を書き込んだ議員立法の法律で、与野党が協議して今の国会で成立する見通しになりました。 注目点は2つです。1つは「津波対策に限った初めての法律」だということです。2つ目は「堤防などハードによる対策ばかりでなく、避難を重視したソフトの対策に重点をおいた」ことです。 《アナ》具体的には、どういうことですか? 《山﨑》 これまで津波の対策は、地震対策を進める法律の中に項目として書き込まれていました。このため住宅など建物

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「原発事故 IAEA報告の意義」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年06月01日 (水)時論公論 「原発事故 IAEA報告の意義」 こんばんは、ニュース解説、時論公論です。 東京電力福島第一原子力発電所の事故調査のため来日しているIAEA・国際原子力機関の調査団は、今日、調査結果の概要を日政府に提出しました。 これは福島第一原発事故から得られた教訓を世界で稼働する原子力発電所の安全性を向上させるために生かすことが目的です。 そこで、IAEAの報告をもとに、福島第一原発事故から得られる教訓について考えてみたいと思います。 IAEA・国際原子力機関は「核の番人」と呼ばれるように、原子力の軍事転用を防ぐ役割を担っています。 同時に、原子力の平和利用を進めるために、原子力発電所の安全性を確保するという役割も持っています。 原子力発電所で起きた事故の詳細を分析し、加盟各国が原子力発電所の安全を保つため

  • フレキシブル制作システム ソースプログラム公開

    利用許諾条件は、各プログラムで異なります。適用される利用許諾条件は、apach、Globus LicenseとNHKの定める利用許諾条件(一部のプログラムはapache、Globus Licenseの利用許諾条件にNHKの定める利用許諾条件が追加されています) またはGPLv2です。ご利用者は各利用許諾条件に従い利用することが必要です。 NHK技研が独自に開発したプログラム(ソースコード、オブジェクトコードなど形式を問わない。 また改訂版およびアップデート版を含む。)には、以下のNHKの定める利用許諾条件が適用されます。

    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2011/05/25
    残念ながら、オープンソースの定義を満たすライセンスではないようだ。
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「放射性物質の除染を急げ」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年05月23日 (月)時論公論 「放射性物質の除染を急げ」 東京電力福島第一原子力発電所の事故から2カ月余りが経ち、放射性物質による深刻な環境の汚染が明らかになってきています。 きょうはこの汚染を直視しつつ、住民のためにどのようにして汚染を取り除いていけばよいのか、考えてみます。 半減期が30年と長い放射性のセシウム137による汚染地図、北西方向に汚染が広がっていることが分かります。 これに半減期が二年のセシウム134による汚染を加えて、放射性セシウム全体による汚染地図です。赤い色はもっとも汚染濃度の濃い1㎡あたり三百万ベクレル以上、黄色は百万ベクレルから三百万ベクレル、緑色のところは六十万から百万、水色のところは三十万から六十万です。 福島市など中通りにも汚染地帯が広がっています。 この汚染の状況をチェルノブイリ後の汚染地図と

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「浜岡原発 運転停止へ」 

    << 前の記事 | トップページ |  2011年05月09日 (月)時論公論 「浜岡原発 運転停止へ」  《山﨑》  先週、菅総理大臣が静岡県御前崎市にある浜岡原子力発電所の運転を停止するよう中部電力に要請しました。今日中部電力は、この要請を受け入れることを決めました。今晩は、水野倫之解説委員と共に、原発の地震・津波対策を考えます。 東海地震は、静岡県の駿河湾付近を震源にして起きるマグニチュード8クラスの巨大地震で、浜岡原発は、この東海地震の震源域のほぼ真ん中に位置しています。 国の被害想定では、東海地震が起きると、御前崎市では震度6強の激しい揺れになるほか、沿岸には5メートルから10メートルの大津波が襲ってくるとしています。 東海地震に備えるために、国は1978年に「大規模地震対策特別措置法」という法律を作って対策を進めていますが、浜岡原発の営業運転が始まったのは、その2年前のことでし

  • NHKスペシャル

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  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「東電福島第一原発・レベル7の衝撃」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年04月12日 (火)時論公論 「東電福島第一原発・レベル7の衝撃」 東京電力・福島第一原子力発電所の事故について日政府は、国際的な基準に基づく事故の評価を、広い範囲で人の健康や環境に影響を与える放射性物質が放出されたとして、25年前のチェルノブイリ原子力発電所と同じ最悪のレベル7に引き上げました。 今やこの事故は日一国の問題ではなく、国際社会の最重要課題の一つとなっています。 ではまず、史上最悪の原発事故と言われるチェルノブイリと今回の福島第一原発の事故を比較してみましょう。 まず事故の性格です。チェルノブイリは原子炉が暴走し、小さな水素爆発とそれに続く巨大な爆発で原子炉が完全に破壊され、噴煙は数千メートルの高さに上り、放射性物質は旧ソビエト国内のみならずヨーロッパ各地にも飛散しました。消火にあたった消防士など29人が急性

    YaSuYuKi
    YaSuYuKi 2011/04/16
    汚染の拡大を少しでも抑えることが全て。そのためには、何でもやらないと
  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | スタジオパークからこんにちは「暮らしの中のニュース解説」 | スタジオパーク 「放射線 魚介類に暫定基準値」

    << 前の記事 | トップページ |  2011年04月11日 (月)スタジオパーク 「放射線 魚介類に暫定基準値」 茨城県のコウナゴから高い濃度の放射性物質が見つかった問題で、厚生労働省は先週、新たに、水産物に付いても基準値を設け、規制していくことになりました。合瀬宏毅(おおせひろき)解説委員です。 Q.放射能物質にたいする水産物の規制は無かったのか? というのも、国の原子力安全委員会は「海水中に放出された放射性物質は、潮流にながされ拡散していくため、魚などに取り込まれるまでに相当薄まる。しかも半減期が長い放射性セシウムに比べ、ヨウ素については、8日と短いため、人がべるまでには相当低くなっている」という立場だった。 ところが茨城県沖では4月1日、コウナゴから4000ベクレルという高い濃度の放射性ヨウ素が検出された他、4日にも国の暫定基準値を超えた放射性セシウムが見つかりました。 そこで

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | スタジオパークからこんにちは「暮らしの中のニュース解説」 | スタジオパーク 「震災とネットメディアの活用」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年04月05日 (火)スタジオパーク 「震災とネットメディアの活用」 【前説】 暮らしの中のニュース解説です。東日大震災では、安否情報の確認などでインターネットを利用したメディアが力を発揮しました。震災後、インターネットがどのように活用されているのか、村上解説委員とお伝えしていきます。 【災害時の連絡手段】 Q)地震発生直後には、携帯のメールや、短い文章を投稿する「ツイッター」というサービスを使って、情報を得た人も多かったようですね。 地震のあと、携帯電話の音声通話は、電話の集中で回線がダウンするのを防ぐため、東北や関東で最大95%の発信規制がかけられました。20回電話をかけてもつながるのはせいぜい1回ということです。規制は徐々に緩和されましたが、完全に解除されたのは地震発生から5日後でした。一方で、メールなどは、違った通信方

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | ほっと@アジア「ピックアップ@アジア」 | ピックアップ@アジア 「大震災とアジア(1) アジア各国に広がる影響」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年04月04日 (月)ピックアップ@アジア 「大震災とアジア(1) アジア各国に広がる影響」 (VTR) 東日を襲った巨大地震と津波。世界の目は連日、日に注がれました。 (米ABC)「戸棚にはまだお皿が残っています。津波はあの茶碗の下まで来たのです」 (KBS)「日列島はまさに阿鼻叫喚です」 普段はあまり海外情勢を報道しない北朝鮮のメディアも... (朝鮮中央テレビ)「水、べ物、ガソリンなどの不足が深刻です」 支援の輪はアジア各国に広がりました。 (韓国人インタビュー)「以前のような日に戻るよう頑張ってほしい」 一方で、こんな反応も (出国する外国人インタビュー)「赤ちゃんがいるから放射能が怖い。当に怖い」「中国に帰りたい」 (空港での放射能検査) 震災の被害と福島第一原発の事故は、アジア各国にも深刻な影響を与えてい

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「ここに注目!」 | ここに注目! 「組織的なボランティアを被災地へ」

    << 前の記事 | トップページ |  2011年04月04日 (月)ここに注目! 「組織的なボランティアを被災地へ」 《前説》  被災地では準備の整ったところからボランティアが入り始めていますが、今回の災害では、個人のボランティアだけでなく、組織的なボランティアが必要だといいます。山﨑解説委員に聞きます。 組織的なボランティアというのは? 企業や業界団体などがチームを作って、自分たちの料や水はむろんのこと、車や燃料なども持参して被災地で活動することをさしています。 というのも、津波で壊滅的な被害を受けたところは、ガソリンスタンドがなくなったり、泊る場所もなかったりといった厳しい環境になっているところがあります。また、どこもがれきの山で、ある程度重機などを使って片付けないと、一般のボランティアが活動するには、まだ危険なところが多くなっています。さらに自治体や社会福祉協議会の職員にも犠牲が

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「東日本大震災~被災地の高齢者を救え」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年04月01日 (金)時論公論 「東日大震災~被災地の高齢者を救え」 ニュース解説「時論公論」です。東日大震災から3週間がたち、多くの閣僚が防災服から背広などに着替え、政府は被災地の復旧と復興に向けた取り組みにも力を入れる方針を示しました。しかし私は、今も命を救う「救援」を最優先しなければならない状況はまったく変わっていないと思います。 これまでの災害であれば、発生から3週間たてば救援から復旧や復興に向けた段階に移ります。しかし被害の規模が桁違いの今回は、いまだに避難している人たちの「安全」すら確保できていません。 多くの避難所で、厳しい寒さや物資不足に加え、上下水道が使えず衛生状態がきわめて悪くなっています。とりわけ高齢者が次々と体調を崩し、亡くなる人が増えています。 今夜は、命の瀬戸際に追い込まれながら、大きな声をあげる

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「阪神淡路の悲劇を繰り返すな ~急げ生活再建支援~」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年03月30日 (水)時論公論 「阪神淡路の悲劇を繰り返すな ~急げ生活再建支援~」 3月11日に起きた震災は今も続いています。地震からあす(2日)で3週間になろうというのに、必要な物資がまだ行き渡らない、避難所や病院で命を落とす人も出ています。 まさに深刻な事態です。 震災関連死、孤独死、自殺、震災破産、二重ローン、PTSD。 16年前の阪神淡路大震災で指摘された諸課題の多くが、今回の震災でも心配されています。 助かった命が次々と失われていく、阪神淡路大震災の時に経験した悲劇を繰り返さないために、今、何をすれば良いのか。被災者の生活再建策を考えます。  避難所などで体調を崩し亡くなるケースは、地震や津波の直接の被害による犠牲者ではない、という意味で「震災関連死」と呼ばれています。阪神淡路大震災では6400人以上が命を落としまし

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | おはよう日本「ここに注目!」 | ここに注目! 「集団生活と感染症」

    << 前の記事 | トップページ |  2011年03月29日 (火)ここに注目! 「集団生活と感染症」 被災地では避難所での集団生活が続いていますが、注意しなくてはならないのは感染症の広がりです。 どんな点に注意すれば良いのか、谷田部解説委員に聞きます。 Q:まず感染症対策で必要なものはなんでしょう? そこで大事なのは、早期発見、感染を早く見つけて、広がらないように対策を進めていくことです。 インフルエンザの場合は、別の部屋を用意できればよいのですが、難しい場合は、段ボールで仕切りを作るなどの対策も考えられます。 感染した人はなるべく安静にしていることです。 咳やくしゃみをする場合に肘の内側を使う咳エチケットも忘れないで下さい。 Q:他にこの時期に注意しなければいけないものは? A:感染性の胃腸炎、ノロウイルスです。 ウイルスが付着した手や器、材などで感染が広がります。 避難所では、

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「災害と心のケア」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年03月28日 (月)時論公論 「災害と心のケア」 (リード)東北関東大震災と、それにつづく福島第一原子力発電所の事故による災害では、かつてない規模で、家屋が損壊し、ご家族が犠牲となり、避難に伴う苦しい生活が続いています。被災した方々は、衣住の生活だけでなく、心の面でも大きな痛手を被り、その援助をしようと、被災地では多数の「心のケアチーム」が活動を始めています。一人ひとりが来もっている、心の回復への力を信じ、現在の危機を乗り越えていただきたいと願わずにはいられません。 (1)今回、東北関東大震災で、被災した方々のなかには、当初、恐怖の体験のために、茫然自失の状態になった方がおられるかもしれませんが、 (2)各地で、被災者が災害の経験を共有し、強い連帯感で結ばれ、助け合いながらがれきや、残骸を片付けるようになっています。 (3

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「復旧・復興と財政出動」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年03月25日 (金)時論公論 「復旧・復興と財政出動」 (問題提起) 東北関東大震災の発生からきょうで2週間。被災地では困難な状況が続いています。被害状況の全体像を未だに把握することはできません。 いまは、依然行方の分からない数多くの被災者の所在を確認することや、避難生活を送っている人たちの日々の暮らしを支えることに全力を尽くすことなど、緊急の対応を優先するべき時です。 と同時に、私たちは復旧・復興を進めるための準備を始めなくてはなりません。全財産を一瞬にして失ってしまった被災者が力強く生きていくには、国民が一致協力して被災者の生活を支える財政的な枠組みを作ることが必要です。 今夜の時論公論は、被災者への生活支援や復旧・復興に欠かせない財政出動について、考えます。 東北関東大震災は、財政的にも筆舌に尽くし難い未曾有の災害です。

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「支援物資を届けるために」

    << 前の記事 | トップページ |  2011年03月24日 (木)時論公論 「支援物資を届けるために」 避難所で、あるいは電気も灯油もない自宅で  被災地では今も厳しい避難生活が続き、多くの方が支援物資を待っている。 これまでに届けられたパンやおにぎりなど糧は800万、 飲料水350万、燃料7200キロリットルと政府は言っているが、  どこまで行き渡っているのか、確かめようがないのが現状だ。 (VTR) これは先週末の岩手県遠野市。体育館に沢山の支援物資が運び込まれていた。 そして、ここを拠点にさらに避難所に送り出されている。 それなりに物資は届きつつあるように見える。 (VTR) ところが一方では、地震発生から10日以上経って やっとこの日、初めて物資を受け取れたと喜ぶ被災者もいた。 自宅避難をしている人たちだ。 「何もかも足りない」という小規模な避難所もたくさんある。 支援物

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「東北関東大震災 被災地を全国で支えよう」

    << 前の記事 | トップページ |  2011年03月22日 (火)時論公論 「東北関東大震災 被災地を全国で支えよう」 (リード) ニュース解説「時論公論」です。 東北関東大震災の被災地は地震から12回目の夜を迎えています。 避難所には支援物資が少しずつ届き始めていますが、ほとんどのところで依然として物資が足りないうえ、暖房も満足にとれない状況が続いています。体調を崩す人が増え、避難所で命を落とす人が出てしまうなど、危機は深まっています。 被災者を助ける側である、役場の職員や医師なども足りず、長期化を念頭に置いた全国的な支援体制をつくることが大きな課題になっています。 被災地を全国で支えるために、いま、どうしたらよいかを考えます。 被災地では1600余りの避難所で20万人近い人が避難生活を続けています。 避難所の近くに仮設のお風呂ができた、水道が復旧した、ボランティアが活動を始めた、な

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 時論公論 | 時論公論 「東北関東大震災 さらなる犠牲を防ぐ」

    << 前の記事 | トップページ |  2011年03月21日 (月)時論公論 「東北関東大震災 さらなる犠牲を防ぐ」 《前説》  東北関東大震災の被害の大きさが徐徐に明らかになっています。警察庁によりますと、これまでに亡くなった人は8805人、行方不明者は1万2000人を超えています。また今夜も、多くの人たちが厳しい避難生活を送っています。 地震災害では地震そのもので犠牲になるだけでなく、避難所などでの生活で犠牲になる人が多くいます。今晩は避難生活の中で、これ以上犠牲者がでないようにするために、最近の災害の事例を参考にしながら考えたいと思います。 16年前の阪神・淡路大震災と比較すると、今回の避難者対策の深刻さがみえてきます。 阪神大震災の避難所の数と避難者数は、最も多い時でおよそ1200カ所で、32万人でした。今回は、NHKのまとめでは、今夜の段階で、宮城、岩手、福島の3県だけでもおよ

  • 解説委員室ブログ:NHKブログ | 視点・論点 | 視点・論点 「"正義"を考える―裏返しの終末論」

    << 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年03月08日 (火)視点・論点 「"正義"を考える―裏返しの終末論」 社会学者 大澤真幸 人は誰しも正しく行為したいと思っております。しかし、正しい行為、正義にかなったルールを決定することは困難なことです。  昨年、巧みな講義で話題になった、アメリカの哲学者マイケル・サンデルは、コミュニタリアン(共同体主義)という立場にくみしています。 サンデルは、コミュニタリアンという立場を支持します。コミュニタリアンは、自分が深い愛着をもって参加している共同体の中で伝統的につちかわれてきた「善」の観念を重視し、人は、その共同体に対して優先的な責任をもつ、という考えです。たとえば、日人という共同体に深くかかわっている人は、日の伝統的な道徳や国柄や国益を優先的に考えてよく、日人としての責任が、人類としての責任よりも大事だと考えるべきだ、