みなさんは、あまりご存知ないかもしれませんが、ファミコンが生れた同じ1983年にアスキーの旗振りのもと、家電メーカーが集まってPCの統一規格「MSX」を発表しました。数年後の1987年に、アスキーから出ていた本家『MSX magazine』の後を追って徳間書店からMSXの専門誌『MSX・FAN』(1987/3/7~1993/2)が刊行されました。私は、これに携わって、編集長などをやってました。また同時に、『サターンFAN』『PCエンジンファン』『3DOマガジン』『DOS/V FAN』と、のちにアスキーから出版になる『ファミ通DC(ドリームキャス)』も編集担当をしていました。 さて、私の場合の幼少期は、当然ですがコンピュータなど身近にもなく、初めてコンピュータと接したのが中学生のとき。毎日新聞で中学生を対象に募集していた3日間ほどのセミナーで、プログラミング体験できるというもの。両国にあった