衛星ベンチャーが世界的に活況を呈している。日本にも現在、三菱電機とNECの他に、質量が数十〜数百kgの衛星を開発する能力を持つベンチャーが6社ある。アストロスケール(東京・墨田)、アクセルスペース(東京・中央)、Synspective(東京・江東)、QPS研究所(福岡市)、ispace(東京・中央)、ALE(東京・港)だ。それぞれ特色を持った用途での衛星市場への参入を目指している。 例えば、アストロスケールはスペースデブリ(宇宙ゴミ)の捕獲、アクセルスペースは光学地球観測衛星コンステレーション*1、SynspectiveとQPS研究所は合成開口レーダー衛星(SAR)*2コンステレーション、ispaceは月面への物資輸送、ALEは人工流星*3のようなエンターテインメントの実現を掲げている。
![いでよ日本版スターリンク、月面探査にも挑む衛星ベンチャー](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/28d014cb90197c90d5e51b633db51cf93ffd9169/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fatcl%2Fnxt%2Fcolumn%2F18%2F00001%2F08603%2Ftopm.jpg%3F20220512)