前回の予告通り、ケヴィン・ケリー著、堺屋七左衛門訳『ケヴィン・ケリー著作選集 1』を公開しました。 ケヴィン・ケリー著作選集 1 (ケヴィン・ケリー著、堺屋七左衛門訳 達人出版会発行 PDF/EPUB) すでにtwitterでも好意的な反響をいただいているようで、大変ありがたい限りです。 ところで、twitterの反応では、本書が「無料」であることに驚かれている方が少なくないようです。しかし、どちらかというと、「無料」ということよりもCreative Commonsライセンスを使った「自由」な電子書籍であること、しかも「BY-NC-SA(表示 - 非営利 - 継承)」であること、の方にむしろ驚いて欲しい気もしています。第三者が翻訳を呼びかけ、それに応えて翻訳されたものがブログで公開され、それを読んだ者が電子書籍化する、という流れは、自由なコンテンツの活用を促す枠組みがなければありえなかった