「初音ミクと暮らしたいと思ったことが開発のきっかけ。僕らの考えるIoTは、便利さじゃなくて、好きなキャラクターとの共同生活を実現すること。ターゲットはオタクの男性」――そう言い切るのは、ウィンクル代表取締役社長の武地実氏。同社は1月18日に、ホログラムコミュニケーションロボット「Gatebox」のコンセプトモデルを発表した。 Gateboxは、ホログラム投影技術と各種センサを活用して、専用デバイスに表示されるデジタルキャラクター「逢妻ヒカリ(あずまひかり)」(以下、ヒカリ)と、リアルなコミュニケーションを楽しめるホログラムロボット。キャラクターデザインは恋愛シミュレーションゲーム「ラブプラス」などで知られる箕星太朗氏が手がけた。 ヒカリは、主人(ユーザー)の行動を認識して会話をしたり、接続した家電を操作したりしてくれる。たとえば、朝になるとグーグルカレンダーと連携して、指定した時間に「おは