伝統的稲作を復活させようと26日、河北町谷地の谷地八幡宮奉納御神田で、約60年ぶりとなる「お田植え祭」が開かれた。谷地八幡宮の役員OBたちが中心の「巴会」が企画して復活させた。 押切子供会の田植え踊りのあと、白地に黄と赤がまぶしい早乙女衣装に菅笠(すげがさ)姿の小学生から20代前半の早乙女たち11人が約15アールの水田に裸足で入り、苗を一つ一つ丁寧に手で植えていった。 早乙女の一人、山形ガールズ農場、平元沙恵子さん(22)は「手植えをすると昔の人の大変さがよく分かる」と話し、テンポ良く苗を植えていた。 巴会では、11月の収穫祭までに、かかし作りや台風などの被害から稲を守るための風祭など、伝統稲作行事を行うという。【横田香奈】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く