一度書き込むとメモリの内容が変更できないROM(Read Only Memory)は誤って内容を変更しては困るプログラムや情報を格納するのに使われています。 電気を切るとメモリの内容は失われるものの、回路が簡単なため、安価で大容量なメモリとしてDRAM(Dynamic Random Access Memory)がサーバからPCまで、コンピュータを始め、デジタル家電、PHSなど多くの電子機器で大量に使われています(図3)。 一般にDDRメモリと呼ばれるDRAMのデータ転送速度を高速化したDDR SDRAM(Double-Data-Rate Synchronous Dynamic Random Access Memory)が広く使われています。 このDDRメモリは多くの国の多くの機器で使われるため、JEDECと呼ばれる機関で、規格を世界的に標準化しています。現在、コンピュータやデジタル家電で広
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